虫歯の原因菌を撃退!木から抽出トタロールの殺菌力


原因菌を、化学の力で殺菌するのが必要なとき

 

私は化学的な味のする殺菌剤が好きではありません。薬も、最低限にどうしても必要ななときにだけにしています。気づいてみれば、もう10年以上化学薬品のお世話になっていません。

白衣を着ていたような人が、なぜ?

 

それは、薬が嫌いだった母の影響。私が歯科医師になる前、矯正をするために抜歯をして、大量の抗生物質と痛みどめをもらったとき。あまりの多さにびっくりして、飲まなかった記憶があります。それでも、何事もなかった。しかし、白衣を着て仕事をするようになって、お薬を出す側になりました。

 

急性症状があるとき、悪化を抑えたいとき、感染が心配なとき・・・薬を投与しなかったことで、全身的な影響を及ぼす可能性もあります。

 

とくに持病のある方は、気をつけなくてはいけません。

例えば一本の小さな虫歯からはじまってその虫歯が大きくなり、神経を抜く治療を行った歯。詰め物や被せ物をしていても、歯の根っこが腫れてそこから膿が出てくることもあります。神経が生きていない歯、というのは、死んだ組織が体の一部に埋め込まれたままになっているということ。自然なことでは、決してありません。いくら腕の良い歯科医師に治療をしてもらったとしても、人間のからだは、死んだ組織を排除しようとするのでしょうか。そこが、感染源になっていきます。

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例えば心臓が弱い人は、その感染源からばい菌が全身を巡って、心臓を攻撃します。からだの弱い部分で、菌は悪さをします。とくに免疫力が低下しているとき、感染源の菌は増殖して症状を引き起こします。このようなときには、薬の力は有効でしょう。

 

虫歯の原因菌を減らす方法

 

1.間食を減らす。口の中の酸性状態、時間を短くすること。

 

しかし、いつも殺菌力のある強い薬が必要かといえば、そうではありません。

 

虫歯の原因菌は、ミュータンス・レンサ球菌などのpHの低い酸性の状態でも生き残ることができる、耐酸性の強い菌です。

口の中は、食べ物が入ると酸性状態になります。つまり、虫歯の原因菌が増殖して、虫歯になりやすい環境になります。頻繁に一日に何度も間食し、清涼飲料水など酸性の飲み物をたくさん飲む習慣は、それだけで虫歯のリスクを非常に高めることになります。

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酸蝕症で歯は溶けてしまいます。レモンとコーラの違いは、コーラは砂糖によって菌を増殖させること。

 

いくら殺菌力のある強い薬を使っても、一時的に殺菌されるだけ・・・ということを、ご想像いただけると思います。原因菌は口の中が住みやすい環境になれば、また増殖を始めることになります。

殺菌力のある強い薬が入ったものを使うよりも、もっと大切なことがあるのです。

 

 

2.砂糖(とくに白砂糖)の摂取を控えること。

 

砂糖は、原因菌のエサになります。口の中だけでは、ありません。体の中に入ることで、全身の様々な病気の原因菌にエサを与えることになります。

上の絵のレモンとコーラ。どちらも、酸性が強いので歯にはダメージを与えやすいものです。歯を溶かす力があるので、酸蝕症といわれています。お酢なども、酸性が強い食品です。

 

しかし、本来レモンやお酢は、からだには良いものです。

もちろん、過剰摂取はいけませんが、(長時間口の中に入れている状態)、これらの自然素材は、口に入るときには酸性ですが、からだの中をアルカリ性にする働きがあります。不思議ですね。体が酸性に傾くと、病気になりやすくなります。口の中も全身も、酸性に強い菌が繁殖できない環境をつくり出す必要があります。

いくら口の中だけを中和しようとしても、全身に菌が増殖する環境を許してしまったら、意味はありません。口もからだも、つながっているからです。

 

ところで、コーラとの大きな違いは、砂糖にあります。

砂糖を多く含むものは、原因菌にエサを与えて増殖させます。人工甘味料ならば、大丈夫なのでしょうか?これにも、言葉のトリックがあります。たとえばキシリトールとひとことで言っても、商品によってキシリトールの質に差があります。(キシリトールは、木だけではなく、遺伝子組み換えの「とうもろこし」からできていることもあります。)含有量、添加物にも違いがあります。安全性について疑問視されている人工甘味料もあるのですから、注意深く選択をしなくてはいけません。

 

 

3.口の中の環境を整えること。

 

強い殺菌力のある、化学的なものを使うときに気を付けるべきこと。それは、環境バランスを崩す可能性がある、ということです。

口の中や体には、人間の目では普段見ることができない様々な菌、微生物が住んでいます。虫歯の原因菌を悪玉菌とよぶならば、善玉菌とよばれる菌も存在します。人間が勝手に善悪と分けているだけで、本来はどちらも必要なもので、絶妙なバランスの中で調和しながら生きているのだと思います。

 

ところが、人間が言う悪玉菌の何がいけないのかといえば、このバランスを崩して一方が増殖しすぎる点にあります。悪玉菌が優勢になるような環境こそが、そもそもいけないのです。

 

強い殺菌力のある化学的なものを使うと、悪玉菌のみならず善玉菌も区別なく殺菌されてしまします。良い環境バランスをつくることで、病気にならない状態が持続しているはずのところに、すべてを破壊する行為が加わります。一時的で短期間の使用ならば影響が少ないことも考えられますが、これが常時の使用となると話は別です。

さらに、相手も生き物です。

過酷な環境でも生き残ろうと、薬に対抗できるように強くたくましくなっていきます。これでは、永遠に問題は解決されません。

 

虫歯の原因菌を殺菌するときにも、口の中の環境バランスを考えた、対処法が必要になってきます。

 

 

ニュージーランドの木から抽出された虫歯の殺菌成分トタロール

 

ニュージーランドの木、トタラの木から抽出される成分のひとつに、トタロールとよばれるものがあります。

トタロールは虫歯菌に活性をもっていて、虫歯予防に有効だとされています。
またペニシリンやメチシリン耐性株の黄色ブドウ球菌に対して活性をもつ、希少なフィトケミカルのひとつです。
 
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MRSAという言葉を聞いたことはありますか?MRSAは、methicillin‐resistant Staphylococcus aureusメチシリン耐性黄色ブドウ球菌。黄色ブドウ球菌は非常にありふれた菌で、私たちの髪の毛や皮膚、鼻の粘膜、口腔内、傷口などによく付着しています。
 
しかし、黄色ブドウ球菌は、基本的には弱毒菌なので、私たちの抵抗力がしっかりあれば特に重症化することはありませんが、耐性遺伝子を持っており、抗生物質が効きにくくなっています。治療が思うように進まず、患者の抵抗力が低下して重症化すれば、敗血症、髄膜炎、心内膜炎、骨髄炎などで死亡することも少なくありません。
 
自然の力には秘かに、人間の作りだしたものの力には及ばない、絶大なものがあるのでしょう。
 
 
そもそも、なぜ木にそのような殺菌力が備わっているのでしょうか。日本の檜のヒノキチオールという殺菌成分も有名です。木はみずから動くことができない分、外敵から身を守るために殺菌成分を作り出す能力が備わっているのだと私は思います。自然が作りだすものは、調和した環境の中で育まれたもの。何もかも殺してしまう、人間が作り出したものとは違います。
 
ニュージーランドの大自然に育まれて抽出された成分、トタロール。
トタロールが入ったピュアな歯磨き粉タブレットは、ニュージーランド製のOzospaオゾスパ・オーラルケア製品がお勧めです。
 
 
お口の環境を整えるための賢い選択を、虫歯予防に是非お役立てください。