歯と健康に必要なミネラルの不足とサプリメント


1.からだに必要なミネラル

 

vegetables-752153_640私たちが知っている5大栄養素とは、タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、そしてミネラル。

地球の土や岩の中のミネラル塩は、無機質なので、私たちのからだで利用できるようにするためには、植物の中に取り込まれる必要があります。

ミネラル不足のためにと、現代人が愛用しているサプリメント。サプリメントのミネラルのほとんどは、無機質です。・・・ほとんど知られていませんが、無機質のものを摂取すると、深刻な問題を引き起こす可能性があるのです。

私たちにとっての必須ミネラルは、

ナトリウム、マグネシウム、リン、硫黄、塩素、カリウム、カルシウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、銅、亜鉛、セレン、モリブデン、ヨウ素(放射性ヨウ素ではないので、区別を・・)など。

 

これらのミネラルをバランスよく体内に取り入れる、丈夫な体と歯を作り出します。

 

 

2.ミネラル不足の原因

 

普段の食事のバランスが良くないことを知っている私たち現代人は、食事によるミネラル不足をサプリメントに頼ろうとします。ミネラル不足を解消させるために、知っておく必要があることは何でしょうか。

 

2‐1. ミネラル不足の本当の原因

 

ビタミンとは違い、ミネラルを植物が自分で合成することはできません。

植物は、土壌からミネラル塩(無機化合物)を吸収して、それをコロイド状ミネラル(有機化合物)に変換します。

無機ミネラル、つまり金属ミネラルを健康な消化器系で吸収するのは難しく、健康な成人でも吸収率は3~5%だと言われています。

サプリメントに含まれているミネラルは無機ミネラルの場合が多いので、吸収されないものはただからだを通過するだけか、または、しばしば害までも引き起こすことがあります。

 

知人がサプリメントをたくさん摂りすぎて体調を崩し、入院してしまった話を実際に聞いたことがあります。サプリメントを摂りすぎたと自覚しているのですから、それ以後は回避していると思いますが、ほとんどの場合、サプリメントで体調を崩すことには、まず気づかないでしょう・・・

サプリメント選びには、知識が必要です。有効成分はごく一部で、そのほとんどを化学物質で固められたものも多く存在するので、気をつけて選びましょう。

 

一方、植物によって変換された有機ミネラルは、98%の吸収率があります。人間のからだが生理的に吸収できるミネラルは、この形だということになります。

ミネラル不足は、汚染されていない野菜や果物など自然のもので、または自然に近い形のサプリメントを摂取することが、大切です。

 

2‐2. ミネラル不足の原因:土壌の問題

 

植物が土壌からミネラルを吸収して、私たちに必要なミネラルを作りだしてくれていますが、そもそも土壌自体がミネラル不足を起こしている問題があります。

化学肥料は一見便利に栄養素が補給できるように思われますが、それは違います。

大きく立派な見栄えのするものは、実際にはミネラルが不足していることが多いといいます。効率性と収穫率を追及した化学肥料を用いる農業は、微生物が十分に働いてくれる有機農法とは異なり、自然のバランスを崩してしまっています。

土壌は次第にやせていき、さらに多くの化学肥料と農薬を使わなければいけないという悪循環は結局のところ、私たちのからだを蝕んでいく結果になっているのです。

 

歴史で言えば、エジプトのナイル川。ナイル川が毎年大規模な氾濫をして氷河や山脈から新たなミネラルを耕地に運んできたために、自然に土地が肥沃化しそこに人々が住み、文明が発展していきました。インドのガンジス川も、同じです。

 

私が日本で住んだことのある四国の徳島県も以前は藍染が盛んで、藍の栽培は肥沃な土壌があったからだと聞いたことがあります。徳島県を流れる吉野川は、山から流れてくるミネラルが非常に豊富です。そのような土地では現在でも農業が盛んで、自然の恵みのありがたさが感じられました。

もちろん、以前はよく氾濫したという吉野川も、今は堤防で囲まれていて氾濫はほとんどありません。当時そこで私も、自然栽培という、肥料も農薬も使わない方法で作物を育てる手伝いをした経験があります。

目に見えない微生物たちが、バランスのとれた自然の中でたくさん働いてくれている。土はやわらかく、収穫物には上品な野菜本来の味と力強さがありました。

戦後、農業の形が変化していき、その中で土壌は変化し、私たちのからだも変化してきている。化学肥料と農薬たっぷりの土地は、そのまま私たちのからだにも当てはまります。

 

摂っても摂っても不足していくミネラルと、それによってバランスを崩した結果摂取する薬は皮肉にも、そのまま私たち人間と同じ道をたどっているようにも思えてしまいます。

昔の肥沃な大地には、90~100もの様々なミネラルがあったといわれています。今日では、植物性食品の中にわずか12~20のミネラルしか発見されていません。

 

 

3.ミネラル不足を補うサプリメントの弊害

 

medication-233109_640無機質なミネラルをサプリメントで摂取してもほとんど吸収されないばかりか、害を及ぼす可能性もあります。

たとえば、鉄。酸化鉄は、「さび」に他なりません。体がさび付いていき、良い結果は期待できません。過剰な鉄を摂取すると、心臓発作のリスクを3倍にする可能性があるとの研究結果が存在するほどです。

 

またカルシウム錠を摂取すると、亜鉛不足を引き起こし骨が弱くなるかもしれません。

多種類の金属ミネラルの入ったサプリメントは、からだの生化学的なバランスを乱し、本来利用できるミネラルの吸収を阻害する可能性があります。

本来、植物性ミネラルは飲みすぎても、副作用はありません。植物性ミネラルは水溶性で、イオン化して酵素的にも活性で、からだが消化吸収しやすい形になっています。

 

このように大部分のミネラル不足は、栄養不良、酸性飲食物の過多、脱水症状、ストレスなどが原因で起こります。

 

 

4.ミネラル不足を補う理想的なサプリメント

 

本来は食事として、以前の日本食のように緑たっぷりの緑黄色野菜や自然塩、海藻などでミネラルを補うことができれば理想的です。しかし、土壌汚染や海洋汚染が進む現代、ミネラルが豊富な汚染のない食べ物を選択することは大変難しい現実があります。

そこでミネラル不足を実際に補うことができるサプリメントを取り入れることは、選択肢のひとつだと思います。ミネラルやビタミンがバランス良く含まれ、人工的に何も添加されていない植物そのままのサプリメント。

 

oB5neDN3hS8GIA41458864890_1458865105汚染されていない産地で育ったサプリメントを選択することも、大切です。同じ成分でも、現在では作られた産地によって異なります。

私は現在、ふたつのサプリメントを摂取しています。

クロロフィル&モリンガ。

虫歯などお口の中の病気を防ぎ、さらにからだ全体の健康を維持してくれるもの。ちなみに牛乳やチーズなど、本来カルシウムを多く含むと思われている食材は、稀に無農薬の牧草で育ったオーガニックの牛乳やチーズを食材として取り入れるだけで常用はしていません。

牛乳とカルシウムについても、また改めてお伝えしたいと思います。

 

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