歯茎マッサージで気持ちよく歯周病を癒す方法


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歯茎マッサージをしたことは、ありますか?歯茎にも体と同様に、たくさんのツボがあって、そこをマッサージで刺激すると血行が良くなります。

歯茎の出血が気になるなど歯周病でお悩みの方はとくに、一度試してみると良いです。思っているようりも気持ち良くて、口の中がすっきりとするでしょう。

 

今回は歯茎マッサージの方法を、海外の情報を元にお伝えします。

 

 

 

 1. 歯茎マッサージの効果を高めるために

 

歯茎はからだの一部です。歯茎も血流が停滞すると老廃物が溜まりやすくなっていきます。炎症などの症状も、血行を促進させることによって治癒の速度が高まります。

歯茎マッサージは、血行を促進させて良くないものを排出させる役割があります。いくら血行を良くしたとしても、老廃物が詰まっていたら効率的に排出されません。

 

歯茎マッサージをする前に、老廃物の排出を手助けして効果を高めてくれる方法が2つあります。ひとつは、口の中のデトックスで有名なオイルプリングという方法。そして二つ目は、歯周病の原因にっている細菌の巣窟になっている歯石を、定期的に歯科医院で取り除いてもらうことです。

 

1-1. お口の中のデトックス

 

オイルプリングとよばれる方法は、インドのアーユルヴェーダの健康法のひとつ。海外セレブの間で人気とか、日本の芸能人では道端ジェシカが実践していることで、話題になりました。

使うオイルは、ココナッツオイルが一番のお勧めです。

 

水よりも、オイルの方が細菌や老廃物などが除去されやすく、とくにココナッツオイルには解毒作用があるといわれています。オイルプリングは「オイルで引っ張り出す」という意味なので、オイルが毒素を引っ張り出してくれるというイメージです。

 

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オイルプリングの方法

 

オイルプリングの方法は、とっても簡単。

スプーン1杯程度のココナッツオイル適量を口の中に入れて、5分以上を目安にブクブクさせるだけ。終わったらゴミ箱に吐き出します。(ココナッツオイルは温度によって固まるので、排水管が詰まる恐れがあります。)

 

朝一番のオイルプリングが、一番効果的です。

 

夜寝ている間は唾液の分泌が少なくなるので、口の中の細菌が繁殖しやすくなっています。朝のオイルプリングは、とてもサッパリします。

筋肉の運動にもなり、ほうれい線や美肌にも効果があるそうです。

口の中だけでなく、体全体のデトックスにもなるということで、様々な全身的な症状に改善がみられたとの報告も海外にはたくさんあるようですが、真実のほどはわかりません。

 

オイルを口の中に長時間入れるのが気持ち悪い人もいるようで、これには個人差があるようですね。

 

 

1-2. 歯石の除去

 

歯石は、歯茎の炎症を引き起こす原因菌が溜まりやすい場所です。歯石は定期的に歯科医院で取り除いてもらう必要があります。

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歯石の中に棲んでいる細菌は、毒素を出します。歯茎に炎症を引き起こすだけでなく、歯を支えている骨まで溶かしていきます。これがいわゆる、歯周病です。

歯石は、唾液が出る場所についやすいものです。唾液が出る場所は、唾液腺の開口部。一番歯石がつきやすいのは、下顎の前歯の裏側です。そして、耳下腺の開口部がある、上顎の奥歯表側付近です。

 

 

 

 2. 歯茎マッサージの方法

 

歯茎マッサージには、歯科医院などで術者にやってもらう方法もあります。ここでは、自宅で日常的に自分でできるやり方をお伝えします。

自分の指を口の中に入れて行う方法は一般的な歯茎マッサージ方法ですが、毎日気軽に続けてほしいので、誰もが毎日一回は歯磨きをするときに持つ「歯ブラシ」を使います。こちらの動画をご覧ください。

 

 

歯と歯茎の境のプラークがつきやすい部分を、動画では「ガムライン」と言っています。

本来ならば、その部分の汚れを歯ブラシを前後に動かして取り除くのですが、この方法は歯茎に刺激を与えてマッサージする効果をねらっています。

歯ブラシは、毛先が小さな球状になっているものなど、歯茎を傷つけないようなものをお使いください。

 

歯茎マッサージのコツは、次の3つでした。

 

2-1. 歯茎のライン

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歯茎のライン、ガムラインをトントン歯ブラシを使って叩きます。

歯周ポケットの部分に刺激を与えるために、歯ブラシは45°の角度で当てます。歯の外側と内側、両方から満遍なく、ガムラインの歯周ポケットめがけてタップ、叩きます。

やさしく、タップです。

 

動画は模型なので、大きく勢いよくタップしていましたが、実際にはトントンと歯ブラシを少しだけ押し付けるような感じで行います。トントンと2~3回タップするだけで十分です。

一度にこれ以上やると、歯茎をかえって傷つけてしまうことになります。やさしく気を付けてマッサージしてください。歯茎を退縮させる(歯茎が下がる)原因になります。

 

2-2. 歯茎

 

歯周ポケットのマッサージが終わったら、次は歯茎のマッサージです。円を描くようにして、やさしく歯ブラシを動かします。これは、普段の歯磨きにプラスして簡単にできることです。歯磨き後に歯ブラシを使ってそのまま歯茎をマッサージしてみましょう。

ゆっくりと、気持ち良いと感じる程度に歯ブラシを動かします。

歯茎の頬っぺたとの境は、マッサージするととても気持ちの良いものです。

 

2-3. 頬っぺたのマッサージ

 

歯ブラシを回転させて、今度は反対側にある頬っぺたをマッサージします。歯茎と同様に、円を描くようにしてやさしく歯ブラシを動かします。

動画のように、そのまま頬っぺたの内側に歯ブラシの毛先を入れると結構「痛い。」と感じるかもしれません。

あくまでも汚れを取ることではなく、マッサージが目的なので、歯ブラシの毛先を当てる必要はありません。歯ブラシの毛先の裏側や側面で、やさしく頬っぺたの内側を円を描きながらマッサージしてみましょう。

 

以上の部分3か所を、通常の歯磨き後に行います。

歯茎がいつもより弱っているときには、45°のタップを省いても構いません。力を入れて叩いてしまうと歯ブラシだけでなく歯茎も傷みやすいので、十分に気をつけましょう。歯ブラシの毛先が開いてきたら、すぐに新しいものに交換してください。

一時的に歯茎からの出血があるかもしれませんが、長く続くことはないので大丈夫です。様子を見ながら、頻度や時間を調整してみてください。

 

すでに歯周ポケットが深いときには、45°に歯ブラシを当ててタップする方法は浅い場合に比べて、あまり大きな効果は期待できないかもしれませんが、「気持ちが良い。」を目安に、マッサージを続けてみましょう。

 

 

3. まとめ

 

毎日の歯磨きプラス、歯茎マッサージ。

ついでに簡単にできる方法なので、習慣化すれば歯周病の予防になります。もちろん現在歯周病が気になる方にも、おすすめの方法です。

歯ブラシ一本で、やさしく歯茎マッサージ。是非今日からお試しください。