歯磨きは、虫歯も歯周病も予防しない!?


1.正しい歯磨きの仕方~内海聡医師

内海聡FBより引用します。

 

正しい歯磨きの仕方

きっと皆さんは毎日歯磨きされているでしょう。日本人の9割以上が毎日歯磨きし、7割以上が一日に2回以上歯磨きします。日本人はキレイ好きなことが、ここからも読み取れますね。まあ、キレイ好きではあっても、歯並びが悪いのはあまり気にならない人が多いようですが。

歯磨きはむし歯も歯周病も予防しません。ですから病気予防のために一生懸命歯磨きしている人は、全くもって無駄な努力です。いや、無駄なだけならまだマシ、実は歯磨きのし過ぎは害でもあるのです。

皮膚科でアトピー性皮膚炎の治療に「脱ステロイド、脱保湿」を提唱している藤澤先生によれば、近年日本人にアトピーが増えているのは、日本人がお風呂に入りすぎるから、体を洗いすぎるからだとおっしゃっています。もちろんアトピーの原因はこれだけではないのですが、藤澤先生によれば、皮膚の表面には天然のバリアーがあって皮膚を守っているのが、体を洗いすぎることによってこのバリアーを壊してしまい、皮膚炎を起こしやすくなるのだとか。

皮膚のバリアーが破壊され、皮膚炎が起こるのならば、歯周病とは歯ぐきのバリアーが破壊されて起こる病気ともいえます。実は歯ぐきにも天然のバリアーがあり、だからこそ野生動物や先住民族は一切歯磨きをしなくても、歯周病にならないのです。

歯ぐきのバリアーを破壊せず、歯ぐきの健康を保つためにはどうしたら良いか、それは、歯磨きをしないことです。とはいっても、それもなかなか難しい。歯磨きしなくても病気にはなりませんが、歯に汚れが付いて見た目や臭いが気になるという人は、歯磨きしても良いと思います。

ただし、歯磨きするのであれば、歯ぐきのバリアー機能を破壊しないような歯磨きを心がけましょう。まず、歯磨きは一日一回で十分です。二回も三回も磨くのは、磨きすぎです。藤澤先生もアトピーの患者が一日に二回や三回もお風呂に入るのは、かえってアトピーを悪化させるだけだと警告しています。歯磨きは歯ぐきのバリアーを破壊する行為なのですから、やり過ぎは良くありません。

歯ブラシは電動でも手用でもどちらでも構いません。ただし、手用歯ブラシで力が入りすぎてしまう人には、電動歯ブラシをお勧めします。高齢者などで握力が低下している人にもまた、電動歯ブラシはお勧めです。

歯磨きは基本的に、歯だけを磨くこと。歯ぐきはなるべく擦らないようにしましょう。歯と歯ぐきの境目に汚れが残っていると、歯周病の原因になるというのは、全くのウソ。だから歯磨きは歯周病の予防とは関係ないってば。歯医者のウソに騙されるから、歯医者に延々通っても、一向に歯周病が良くならないんですよ。いい加減に気づいたら?

歯の隙間に食べカスが詰まりやすいという人は、爪楊枝か歯間ブラシで食べカスをこまめに取りましょう。しかし、隙間をゴシゴシ擦っちゃダメですよ。隙間がもっと大きくなっちゃいますから。デンタルフロスは食べカスが歯と歯の間に詰まって取れない時以外は使用しちゃダメです。

歯磨き粉ですが、これは基本的には使わない方が良いです。歯に着く着色が気になる人は、研磨剤入りの歯磨き粉を使っても良いですが、歯磨き粉は歯ぐきの粘膜には界面活性剤ですから毒性があります。ですので歯磨き粉を使う時はなおのこと、歯ぐきを擦ってはいけません。

歯磨き粉はなるべくシンプルなものを使いましょう。決して抗菌剤やフッ素、ラウリル硫酸ナトリウムが入っているものは使わないでください。歯ぐきの粘膜に炎症を起こし、かえって歯周病の原因となります。僕のお勧めは、シャボン玉石けんの「せっけん歯磨き」です。

歯磨きはなるべく簡単に、長い時間やってはいけません。長くてもせいぜい2分程度までにしましょう。繰り返しますが、歯磨きは病気の予防には何ら効果が無いどころか、むしろ害になるものです。エチケットは否定しませんが、やり過ぎが病気の元になるのですから、くれぐれも控えめに。

(稲毛の鹿医より一部抜粋)引用終了

 

1-1.歯磨きは、虫歯も歯周病も予防しない? 

 

虫歯や歯周病予防のための歯磨きは、無意味なだけでなく害にもなる、という意見が書かれていました。

本当にそうなのでしょうか?

確かに、毎日何度も歯磨きをしているのに、虫歯や歯周病になってしまう人はたくさんいます。逆に、それほど歯磨きを頑張っている様子はないのに、あまりかからない人もいます。

なぜなのでしょうか?

 

以前、歯を一度も磨いたことがないのではと思われるほど、口の中が非常に汚い女性が患者としてきたことがあります。悪臭を放つほどなので、ひどい状態でした。

しかし、口の中を掃除してみると、それほど虫歯や歯周病がひどい状態ではないのです。驚きました。

 

・・・歯磨きは、虫歯や歯周病を予防しない?

しかし、私はそれは違うと思います。すべての人に、歯磨きは無意味ですよ、というわけではないのです。

 

歯科医、人類学者であり、世界中を歩いて多くの民族の歯と顔つきについて調査、未開民族と文化民族の歯の比較に開する研究を行なったWeston A. Price博士という人がいます。

彼は、原始的な民族ほど完全に近い歯をしており、近代的な文化民族ほど虫歯だらけであるという事実を突き止めました。

たとえば、エスキモーは原始的な孤立した生活をしていて、果物や野菜は全く食べません。ですから現代的な科学からの視点では、歯や体格は貧弱だと考えられがちです。しかし実際に、エスキモーの歯はほとんど完全で、身体も強健でした。

ところが、あるエスキモーが街の教会に職を得て、カン詰の食料を食べるようになったところ、歯が次々に虫歯でだめになっていったとのこと。

 

そうなのです。現代の食生活が、虫歯や歯周病の一番の原因だったのですね。

もちろん口の領域だけでなく、体全体の病気についても、同じことがいえます。

 

ですから、先ほどご紹介したFBの中の ~実は歯ぐきにも天然のバリアーがあり、だからこそ野生動物や先住民族は一切歯磨きをしなくても、歯周病にならないのです。~

という一文は、歯ぐきに天然のバリアーがあるから歯周病にならないのではなく、その天然バリアーの質が昔と現在では違う可能性があって、単純に比較できないのではないのしょうか?というのが私の意見です。

 

1-2.歯磨きをしても虫歯や歯周病になってしまう理由~バイオフィルム

 

そもそも、歯ぐきのバリアーとは、何のことだと思いますか?おそらく、ここで述べられていた歯ぐきのバリアーとは、バイオフィルムのことだと思います。

バイオフィルムとは聞きなれない言葉かもしれませんが、これは微生物の「生活空間」のことです。

口の中のバイオフィルムには、虫歯、歯周病、口臭の原因菌も棲みつき、その数を爆発的に増やすことができる場所になっています。私たちにとって都合の良い菌も都合の悪い菌も、一緒に住んでいます。

人間の体にあるバイオフィルムの大半は皮膚、口の中、下部消化管にあります。皮膚のバリアー機能をしている皮膚のバイオフィルムの中の微生物のバランスが崩れれば、アトピーなどの問題を起こすことと同様に

 

口の中のバイオフィルムのバランスが崩れたとき、虫歯、歯周病、口臭などの問題が起きます。

 

これは良いバクテリアが死んで、悪いバクテリアが増えときに起こり始めます。つまり、虫歯などの病気を考えるとき、原因菌だけでなくこのバイオフィルムを攻略する必要があるのです。

では、これに対して強い薬剤で対抗すれば良いのでしょうか?答えはNO。バイオフィルムが薬剤に対して抵抗性を示すことは多数報告されており、根本的な解決にはならなりません。

人間にとって都合の悪い悪い菌も、良い菌も、バランスの中で生きています。悪い菌を殺菌する、という発想では、相手も生き残るために「賢く生き伸びる術」を持っているため、太刀打ちできません。

 

悪い菌を爆発的に増やさないように、そして良い菌をたくさん増やすようなバランスのある環境に

口の中をケアしてあげることが、一番大切なことです。

 

 

2.正しい歯磨き方法で確実に、虫歯・歯周病・口臭予防

 

歯磨きは、虫歯、歯周病、口臭予防にけっして無意味なことではありません。

もちろん、先ほど述べた通り、食べ物が大切なことは言うまでもありませんが、これらの病気の原因菌を増やさないような工夫は、歯磨きなどのオーラルケアで可能な時代になりました。

 

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2-1.歯磨きで、歯や歯ぐきを傷めない方法

 

上述のFBの記事の中で、歯磨きによって歯ぐきや歯を傷める可能性があることが指摘されていました。

歯磨きによって歯ぐきのバリアー機能が破壊される・・そもそも、バイオフィルムはどんなにゴシゴシ強く磨いてもなくなるものではありません。歯ぐきに炎症がある場合、歯ぐきは弱っているのですから、触れただけでも傷をつけてしまう可能性はあります。

つまり、バリアーを破壊しないようにするのではなく、ふつうの歯磨きの力に負けないような正常な歯ぐきにすれば問題はないのです。

 

歯ぐきの炎症を起こすのは、細菌です。もちろん、炎症を引き起こすような細菌の繁殖を許してしまうからだ全体の状態にも問題がないわけではありませんが、細菌のバランスを正常化させることによって、歯ぐきの健康を取り戻すことはできます。

強い薬剤を使うことなく、微生物の生活環境をよくする方法があります。

そのひとつの方法が、アルカリ性の液体で、口の中をゆすぐことです。

 

アルカリ性の環境の中では、細菌は繁殖できません。たとえば、膀胱炎の人は砂糖を控えると改善されることがありますが、これは砂糖によって体が酸性に傾き、細菌の繁殖を許してしまうことにあります。

細菌の繁殖の問題は、本来は体全体の問題なのですが、お口の中も長時間酸性の状態にしてはいけません。

また、虫歯というものも口の中の酸性状態によって引き起こされる減少です。歯が溶ける、脱灰というものは、酸性状態で起きます。口の中が酸性状態のまま、歯ブラシや歯磨き粉を使ってゴシゴシと磨けば、弱っている歯ぐきだけでなく固いはずの歯のエナメル質まで傷つける可能性があります。

 

ですから、いつも口の中を酸性状態にしないように心がけること、そして歯磨きをするときにはアルカリ性のもので中和されてから行うということが大切です。

 

 

2-2.歯磨きのコツは、アルカリ性で中和させて行う方法

 

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口の中が、酸性の状態になることが良くないということを述べてきましたが、ではいったいどのようなときに酸性状態になるのでしょうか?

たとえば細菌に関係なく、虫歯になることがあります。これを、酸蝕症といいます。

これは、清涼飲料水、スポーツドリンク、果汁、酢など酸性の強い食品の摂り過ぎによって起こります。つわりなどで嘔吐するたびに逆流した胃酸によって生じることもあります。

 

また、食事も口の中を酸性にします。

唾液の作用によって、食後30分~1時間かけて口の中は酸性から中性の状態に自然に戻ります。

しかし、一日のうちにダラダラと何度も口の中に食べ物や酸性の飲み物を口の中に運ぶことによって、酸性状態が長時間続きます。間食の回数が多いほど、虫歯などのリスクは高まります。

 

歯磨きは、食後すぐに行ってはいけません。酸性状態の口の中を、ゴシゴシと磨くのは傷める原因になります。

最近では、確実に口の中を中和させて、さらに歯の汚れ、プラークを浮かせて取りやすい状態にしてくれるオーラルケア製品があります。科学的な理論に基づいた、ナチュラルで画期的な製品です。ニュージーランド発:Ozospaデンタルリンス

 

2-3.良い歯磨き粉は、使った方が断然効果的

 

歯磨き粉は、基本的に使わない方が良いと、多くの歯医者さんが言います。

有害物質、発泡剤、研磨剤など様々な問題があって、私自身も歯磨き粉を使わない時期が長くありました。

しかし、それはそもそも、世の中に製品として良い歯磨き粉を見つけることができなかったことが一番の理由です。有害物質などの問題がなく、虫歯、歯周病、口臭の原因菌をしっかりと殺菌、口の中のバイオフィルムのバランスを保ち、効果的にいつもすっきりした状態が続く歯磨き粉があったら・・もちろん、使った方が良いに決まっています。ニュージーランド発:Ozospa 歯磨き粉

水だけの歯磨きで、口の中がすっきりすることは、なかなかありませんでした。本当に良い歯磨き粉は、気持ちよく使うことがきできます。

 

 

3.正しい歯磨きと唾液による予防

 

いくら頑張って口の中の汚れをキレイにしても、どうしてもバクテリアは残ってしまい、8時間後にはまた、完全なべとべとしたバイオフィルムの層ができてしまいます。

これは仕方のないことですが、お口の環境が良い方向に変化すればするほど、バイオフィルムは良い方向に変化していきます。

正しい歯磨きの方法を知ることと同時に、もうひとつ虫歯、歯周病、口臭予防に大切なことがあります。

それは、唾液です。

 

いつも口の中が潤っているか、唾液が出ているか、確認してみてください。

唾液にはたくさんのミネラルが含まれていて、様々な働きをしてくれます。唾液には炭酸水素塩が含まれています。これは、酸を中和する働きがあります。

唾液はカルシウムとリン酸塩も含んでいて、酸にやられてしまった歯を再石灰化する働きがあります。(再石灰化とは、歯の自然治癒のこと。)

さらに、私たちは抗体を唾液の中に持っており、これは口の中に残されたバクテリアを殺して数を減らす働きがあります。

 

食べたものによって、この唾液の質が変わってくるのかもしれません。そして、個人差のある唾液の量が、虫歯、歯周病、口臭に深くかかわっていることも考えられます。

タバコ、アルコール、疾患、加齢によって唾液の量が減少してしまうこともあります。

よくかんで食べて唾液をたくさん出すことは大切ですが、どうしても唾液の量が減少してしまうときには・・ガムを噛む、という人も多いのではないのでしょうか?

シュガーレスガムを噛んでもなんだかすっきりしない、砂糖、アスパルテーム、サッカリンなどの人工甘味料や防腐剤をたっぷり含んだミントやチューインガムも気になる、という方にはこちらがおすすめです。ニュージーランド発歯磨きタブレット:Ozospaタブレット

 

ストレス、薬物療法中、カフェインの頻繁な摂取、アルコール飲酒、喫煙、シェーグレン症候群、被曝にさらされている方、唾液の量が少ないドライマウスの方、口臭の悩み、、知覚過敏、虫歯のリスクが高くお困りの方に、最適です。

 

 

4.まとめ

 

歯磨きは無駄、歯磨き粉は使わない方が良いなど、今までの常識を覆すような意見も、たくさんあります。

常識を疑うことは大切ですが、もう一度その常識をしっかりと見つけなおしてみることも必要なことだと、私は思います。

以前務めていた歯科医院に、本などを多く書かれているある著名な方が来院されました。おそらく、一般常識には頼らない生活をされていたのだと思います。

健康関連についても本に書かれて、大変知識のある方でしたが、残念ながらお口の中は悲惨な状態でした。歯磨きをしたことがほとんどないのではないのだろうかと、一見してそう思いました。歯はグラグラで、歯ぐきは炎症が強く、残せるような歯はほとんどありませんでした。

食事も昔のような原始的なもので、生活のすべてが先住民のような暮らしをしているのなら、「歯磨き」は必要なかったのかもしれません。

 

しかし、今この現代において、そのような生活は難しいことでしょう・・食べ物も、環境も、本来の自然から遠くかけ離れてしまい、本来の自然の力をいただくことが、できなくなってきてしまっています。

強い薬剤を使い続けても根本的な解決にならない、という考え方は、今でも自然の一部として生きている私たちにとって考えされられる課題です。

たかが「歯磨き」ひとつ、しかしほとんど誰もが毎日行う習慣です。ここから、私たち人間のあり方、考え方を見直してみることも、できるのではないのでしょうか。